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台韓旅行会社招き商談会 全旅、インバウンド事業部設立で初開催

 全旅(中間幹夫社長)は「地旅博覧会inかごしま」の開催に合わせて3月18日、鹿児島サンロイヤルホテルで「インバウンド商談会」を開催した。台湾と韓国の旅行会社約40社を招き、全国のANTA会員や受入機関、観光行政担当者らが78のブースを設置。送客、商品造成を呼びかけた。

 商談会は、2千万人に迫る訪日外国人旅行者を全国に波及させようと今年4月にインバウンド事業部を立ち上げた全旅が初めて企画した。

 開会のあいさつで、全旅の佐藤達雄副社長は「具体的な話が生まれるよう有意義なものにしてほしい」と韓国語や英語も交えて呼びかけた。

 ブースを出展していた京都府旅行業協同組合の上原龍男理事長は「十石舟など京都の着地型企画の魅力を伝えたい」。はとバスグループ・シーライン東京の前田清営業部長は「台湾の旅行社はツアー化を検討すると言っていただいた。韓国の旅行社は船内ブライダルに興味津々だった」などと話していた。

 商談会後には、懇親会を開催。より深い意見を交わし、相互交流を深める意向を強めていた。

 (16/04/19)


情報提供:トラベルニュース社