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台湾の新北市でクリスマスイベント、3D映像のツリーも

  • 2015年12月9日

3Dプロジェクションマッピングのクリスマスツリー  台湾北部の新北市はこのほどクリスマスイベント「2015新北市ハッピー・クリスマス・シティ」を開始した。11月20日から16年1月3日まで市内の各地でライトアップやパレード、ライブイベントなどをおこなうもの。新北市民広場では、360度3Dプロジェクションマッピングのクリスマスツリーでライトショーを実施する。

 同市観光旅行局によれば、クリスマスツリーは、新北市のランドマークであるオブジェ「節節高昇(どんどん伸びる)たけのこ」をライトアップするもの。ショーは、オーストラリアの立体ライトアップ制作会社であるThe Electric Canvas(TEC)社と、挿絵画家の猫王不討喜氏、バイオリニストの李思慧氏が共同で制作した。5分間のショーで、「サンタ熊、四角頭のクマの家族ときらめく星」という物語をオブジェに投影して上映する。上映時間は17時30分から22時まで、30分ごとにパフォーマンスをおこなう。

新北市民広場のイルミネーション  また、ツリーの付近には無料遊具施設として「童話のメリーゴーランド」と「夢を探す熱気球」を設置。クリスマスマーケットも開き、「サンタ熊」と「四角頭の熊のクマの家族」のクリスマス限定グッズなどを販売する。

 このほか、市政府南玄関や万坪公園、新站路歩道橋などでライトアップを実施するほか、クリスマスにちなんだオブジェを設置。市内各地でイベントもおこなっており、例えば12月12日から16年1月3日までは、板橋駅の駅前広場で「わんぱくウィンターパーク」を開園し、クリスマスのミニトレインやメリーゴーランドなどのアトラクションを提供する。クリスマスイブには13時から21時30分まで、新北市市民広場でクリスマスのカーニバルと芸能人によるライブイベントを実施する。