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日米航空協議、羽田昼間枠合意できず継続へ、東京へ持ち越し

  • 2015年12月7日

 国土交通省航空局によれば、羽田国際線の昼間発着時間帯枠などについてワシントンDCで開催された日米航空当局間協議は、期間を1日延長して12月2日から4日まで実施したものの、合意には至らず協議継続となった。会議には日本からは大臣官房審議官の平垣内久隆氏など、米国からは国務次官補代理トーマス・エングル氏などが出席。2014年3月に40枠拡大した発着枠のうち、未だに配分がおこなわれていない9枠について、路線開設に向けた協議をおこなったが、米国側からはさらに多くの枠を求められたという。

 次回の協議は東京で開催される見通しで、開催時期は未定。なお、同局では「日米ともに、前向きな議論で可能な限り早期に合意することを、共通の認識としてもっている」と説明している。