全日空、海外発ビジネス機内食で有名店コラボ拡大、上海線など

  • 2015年11月26日

 全日空(NH)は、海外発日本行き便のビジネスクラスの機内食について実施している、海外の有名ホテルなどとのコラボレーションを拡大する。同プロジェクトは2013年度に台湾、インド線で開始したもの。その後はタイ、シンガポール、中国、香港、ロサンゼルス線でも実施している。

 深夜便を除く上海発の羽田、成田、中部、関空線では、2016年4月、7月、10月に「シャングリ・ラ静安」の中国料理店「夏宮」との共同開発メニューを提供。ムンバイ発の成田線では今年9月から11月にかけて「タージマハールホテル」と開発したメニューを供しているが、16年3月から11月まではデリー発の日本線でも同様に実施する。

 ニューヨーク発日本線については、16年6月から8月にかけて「コンラッド・ニューヨーク」のダイニング「アトリオ」が監修したコースメニューを用意。そのほか、海外発便では初めての和食店とのコラボレーションメニューとして、16年1月、4月、10月の台湾発日本線で「とうふ屋うかい」による特別メニューを提供する。