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アパホテル、米国1号店開業、5年間で100軒めざす

  • 2015年11月18日

 アパグループは米国において、フランチャイズ方式にて「アパホテル」ブランドのホテルを展開していくことを決定した。ニュージャージー州を拠点に不動産投資をおこなうフレンドウェルグループと業務提携契約を締結し、合弁会社としてAPA HOTEL FRANCHISE LLC社を設立。11月13日に第1号ホテルとして、同州のアイセリンに「APA HOTEL WOODBRIDGE」をソフトオープンした。

 アパグループは現地時間の12日午後に、ニューヨークのマンハッタンで記者発表会を開催。同グループ代表の元谷外志雄氏は「アパホテルを米国全土で展開していくことで、米国におけるホテル文化を変えていく」と述べ、5年間で100軒の出店をめざす考えを示したという。2軒目はニューヨークでの出店を検討中だ。

 「APA HOTEL WOODBRIDGE」は「Hilton Woodbridge」として運営されていたホテルをリブランドしたもので、ニューアーク空港から車で20分の場所に位置し、客室数は200室。宴会場、会議室、レストラン、プール、フィットネスセンターを有する。

 リブランドにあたっては、客室にウォシュレットを設置。また、アパグループのカード会員がウェブサイトから予約して宿泊した場合は、ポイントを付与する。グランドオープンは2016年5月20日で、フロントロビーの改装や自動チェックイン機の導入などに加え、日本料理のレストランもテナントとして入る予定だ。