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ANTOR、「Let's go 海外!」で他イベントとコラボ-3.6万人来場

  • 2015年10月28日

25日の様子。両イベント合わせて32団体が参加した  駐日外国政府観光局協議会(ANTOR-Japan)は10月24日と25日の2日間、東京都の豊洲公園で「Let's go 海外!2015」を開催した。24日は「第6回豊洲マラソン大会」と、25日は同公園でおこなわれた「豊洲ワールドフェスティバル」と共催したもので、他イベントとの共催は今回が初めて。1日目は1万1321人、2日目は2万4800人が来場し、来場者数の総計は3万6121人となった。

 ANTOR-JAPAN会長を務めるクロアチア観光局日本代表のエドワード・トゥリプコヴィッチ・片山氏は、イベントの共催により、今までよりも多くの参加者があったと説明。特に25日の訪問者は「家族連れや若者のカップルが多かった。海外旅行へのポテンシャルが高いターゲットと一致する」と喜びを示した。同会事務局では、豊洲には高層マンションが多いことから、海外旅行に興味がある富裕層が多く来場したとの見方を示している。

大使館関係者と出展者はステージで記念撮影を実施  今後は今回の結果を踏まえて改善点などを抽出し、次回以降のイベントに反映させていく考え。同氏によると、これまではイベントの2、3ヶ月前に告知をおこなっていたが、16年については今年中に詳細を決定し、前倒しで告知活動をおこなうことにより、さらなる消費者の認知と集客をめざす計画だ。

 「Let's go 海外!2015」では政府観光局を中心にANTOR-JAPANの会員や賛助会員計15社・団体がブースを出展し、パンフレットや資料の配布などを実施。賛助会員2社による国内旅行のブースの出展もあった。片山氏はANTOR-Japanが今年6月から開始した国際平和活動に触れ、「ツーウェイツーリズムは旅行業界の大きな流れの1つ。海外と国内を繋げ、平和を通じて観光を盛り上げたい」と語った。

 2日目には豊洲ワールドフェスティバルの特設ステージ内でANTOR-JAPAN主催のイベントを実施。各国の大使館員8名が登壇し、平和に関するメッセージを発出するとともに記念撮影をおこなった。このほか、じゃんけん大会も開催し、じゃんけんに勝った人に対し、航空券や政府観光局などの公式グッズなどをプレゼントしたという。