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日本航空、ヴィスタラと提携の検討開始、コードシェア視野に

  • 2015年10月21日

 日本航空(JL)は10月20日、インドの航空会社ヴィスタラ(UK)と包括的な業務提携に向けた検討を開始することで合意した。JLは現在、成田/デリー線を1日1便運航しているが、インド国内では他のフルサービスキャリアとコードシェアなどはおこなっていないため、UKとの提携によりインド国内のネットワーク拡充をはかる考え。顧客の利便性向上とサービスの強化、相互送客による企業価値の向上をめざす。

 UKは、シンガポール航空(SQ)とインドのタタ財閥の持株会社であるタタ・サンズの合弁会社で、2013年9月に設立。インド唯一の国内線専門のフルサービスキャリアとして、15年1月に初便を運航し、現在はデリーやムンバイ、バンガロールなどインドの12都市間で、週293便を運航している。

 両社は今後、コードシェアを含めた提携について検討する予定。提携内容の詳細については未定だが、JLによると「コードシェアはできる限り早く開始したい」という。