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プリンセス・クルーズ、新造船名は「マジェスティック」-上海を母港に

  • 2015年10月14日

「マジェスティック・プリンセス」の完成予想図
 カーニバル・コーポレーションはこのほど、イタリアで建造中のプリンセス・クルーズの新造船を「マジェスティック・プリンセス」と命名した。同船は初の中国人向け客船で、2017年夏の完成後は上海を母港として、日本や韓国へのクルーズを運航する。

 「マジェスティック」は「雄大な」「堂々とした」を意味する英語で、船体には中国名の「盛世公主号」も表記する。総トン数は14万3000トンで、乗客定員は3560名。

 同船には、社交場となる多層階吹き抜けのアトリウムや、トップデッキから8メートル張り出したガラス張りの海上遊歩道「シー・ウォーク」を設ける予定。海側の客室はすべてバルコニー付きとした。

 同社は新造船の導入について「上海に最新鋭の新造船を迎えることは、中国市場の継続的な成長に対する我々のコミットメントを表している」とコメントしている。さらなる詳細や配船予定については、数ヶ月以内に発表する予定。