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全日空、「スター・ウォーズ」特別塗装機を公開、新たに2機

  • 2015年8月20日
記者会見の様子 全日空(NH)は8月18日、都内で「STAR WARSプロジェクト」記者会見を開催し、映画「スター・ウォーズ」シリーズ最新作に登場する新キャラクター「BB-8」などをデザインした特別塗装機2機を公開した。同プロジェクトは今後5年間に渡り、ウォルト・ディズニー・ジャパン(WDJ)と共同で実施するもので、NHがハリウッド映画のキャラクターをあしらった特別塗装機を運航するのは今回のプロジェクトが初めて。今年4月には既に「R2-D2」をモチーフにした特別塗装機のデザインを公開しており、同プロジェクトの特別塗装機は計3機となる。

NH代表取締役社長の篠辺氏 記者会見でNH代表取締役社長の篠辺修氏は「これらの特別塗装機が世界の皆様から愛されることを期待している。2020年の東京オリンピックも含めて、色々なイベントのなかで上手く使っていきたい」と同プロジェクトへの意欲を示した。また、WDJ代表取締役社長のポール・キャンドランド氏は「かなりカッコいいので、世界的に話題になるだろう。私も乗ってみたい」と特別塗装機を絶賛した。

 プロジェクト第1弾として4月に公開した特別塗装機「R2-D2 ANA JET」は、機材にボーイングB787-9型機を使用。10月18日に就航する羽田/バンクーバー線を皮切りに、カナダやアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、中国、アジアなどの国際線で運航する。

 WDJ代表取締役社長のキャンドランド氏 今回、新たにデザインを公開したのは、「BB-8」を全体に描いたB777-300ER型機と、機体の左右にそれぞれ「R2-D2」と「BB-8」を描いたB767-300型機。B777-300ER型機は2016年3月頃から北米路線を中心に、B767-300型機は今年11月頃から国内線での就航を予定している。

 NHでは「R2-D2 ANA JET」の就航前日である10月17日に、羽田空港で同機を使用した遊覧飛行を実施する。約2時間から3時間のコースを予定しており、ルートなどの詳細は調整中だ。

新たに公開された「BB-8」デザインの特別塗装機 遊覧飛行の参加者は「ANA PLANET Fan Photo投稿キャンペーン」または、「ANA マイレージクラブ遊覧フライトキャンペーン」に参加して応募。「ANA PLANET Fan Photo投稿キャンペーン」では、スター・ウォーズのキャラクターになりきった写真を特設サイトに投稿した人のなかから抽選で39名を招待する。

 一方の「ANA マイレージクラブ遊覧フライトキャンペーン」は、ANAマイレージクラブ日本地区会員を対象としたもの。A賞からF賞まで賞品を用意しており、A賞の遊覧飛行には抽選でペア25組50名を招待する。そのほかの賞では「R2-D2 ANA JET」モデルプレーンやスター・ウォーズ関連グッズを贈呈する。