デルタ航空（DL）と中国東方航空（MU）はこのほど、両社の提携関係をさらに強化し、乗継利便性の向上などに務めることで合意した。あわせてDLは、4億5000万米ドルを出資してMUの株式の3.55％を取得。MUの取締役会で1議席を獲得することとなった。

　DLとMUおよび子会社の上海航空（FM）は現在、米国／中国線7路線、米国の国内線30路線、中国の国内線43路線でコードシェアを実施中。共同での法人営業などもおこなっている。また、DLはこのほどロサンゼルス／上海（浦東）線の運航を開始したほか、浦東空港におけるターミナル変更などを実施し、MUとの連携を進めている。