ハイアット、15年はMICEに注力-グランドハイアット販売強化も

  • 2015年6月23日(火)

 ハイアットホテルズアンドリゾーツは6月8日と9日、東京のグランドハイアット東京で業界向けのトレードショー「ハイアットフェア2015」を開催した。フェアに合わせて海外のハイアット23ホテルから36名のスタッフが来日。東京に次いで名古屋、大阪でも同フェアを実施し、3都市計で631名が訪れた。

 8日に開催したレセプションで、アジア太平洋地区ヴァイスプレジデント グローバルセールスのアンドリュー・ウォン氏は本誌の取材に応え、今年はMICEに特に注力していく考えを示した。MICEのプログラムを刷新し、新しいアイデアでさらなる需要の取り込みをはかる方針だ。

 また、同社代表取締役副社長、日本・ミクロネシア地区の阿部博秀氏は「いかにイベントや会議を楽しくするかが今年のテーマ」と説明。エンターテインメントを導入するなど「会議を楽しくして、仕事にも活きる、そういう方向でクライアントにも提案していきたい」と話した。日本地区営業本部長の松尾茂氏も「ハイアット=MICEという形を浸透させたい」と意欲を語った。

 さらに、ウォン氏は2014年はグランドハイアットがブランド25周年だったことについて触れ「今年はグランドハイアットブランドを押していきたい。全ホテルでリノベーションが完了しており、新しいプロダクトが活用できる」とアピールした。ハイアットの全ブランドの中でも、特にグランドハイアットはMICEに適しているといい、今回のハイアットフェアでも、5ヶ所の宴会場でテーブルセッティングをおこない、参加者に自由に閲覧できる場を設けたという。

 ハイアットホテルズ&リゾーツによると、同グループでは2015年3月現在、レジデンスなど含めると50ヶ国で599施設を展開。今後はハイアットリージェンシーブランドで7月に武漢、11月に長春に開業するほか、パークハイアットブランドで11月に広州、グランドハイアットブランドで第3四半期中に成都とバハマに開業を予定している。また、日本国内10軒目のホテルとして7月2日に沖縄にハイアットリージェンシー沖縄をオープン。ウォン氏は「沖縄は日本国内だけでなく海外でも有名なデスティネーション」であるとし、日本の国内需要に加え、近隣のアジア諸国からの需要にも期待を示した。

 また、同氏は今後の日本市場での展開についても言及。具体的な計画はないが、広島や名古屋のような「第2、第3の都市に機会があれば開業していきたい」と語った。

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