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メキシコ、「メキシこけし展in青森」に協力、6月14日まで開催

  • 2015年5月10日

メキシコ人職人による「メキシこけし」  メキシコ観光局は4月11日から6月14日まで、青森県黒石市の「津軽こけし館」で開催される「MEXIKOKESHI~メキシコXこけし=メキシこけし」展に協力する。メキシこけしとは、東北の伝統工芸品であるこけしにメキシコ先住民の職人が伝統的な技法で絵付けをしたもので、東北のこけし職人がメキシコをイメージして制作したこけしも含む。メキシコや中南米の文化を日本に紹介する「CHIDO PROJECT」の代表で、同観光局職員の志田朝美氏が主催する。

 同展では、メキシコの手工芸職人が絵付けを施した約40点に加え、東北のこけし職人が制作した約20点を展示。ゴールデンウィーク期間中の5月3日と4日には「ウィチョール族お守り作りワークショップ」、4日には志田氏とこけし職人の阿保六知秀氏によるトークショーも開催した。そのほか3日から5日にかけて、宮城県白石市で開かれた「全日本こけしコンクール」でも約10点を展示した。

 入館料は大人が320円、高校生が270円、小中学生は160円となる。青森での開催は仙台と京都での展示に続くもので、志田氏によれば来年には東京やメキシコシティでの開催も計画しているという。