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JAL・ANA、GW国内線予約は10.7%増-ともに全方面で増加

  • 2015年4月22日

 日本航空(JL)と全日空(NH)が発表したゴールデンウィーク期間(2015年4月28日~5月6日)の予約状況で、2社合計の国内線予約人数は前年比10.7%増の173万2690人と2桁増だった。座席数は3.2%減の284万5603席と前年を下回っており、予約率は7.6ポイント増の60.9%と伸長した。

 会社別では、JLは予約数が9.6%増の75万5922人、座席数が3.0%減の118万7327席で、予約率は7.3ポイント増の63.7%。一方、NHも予約数が11.6%増の97万6768人、座席数は3.3%減の165万8276席となり、予約率は7.9ポイント増の58.9%と両社ともに前年を上回った。

 方面別の予約人数では、JLは関西が19.1%増、北海道が13.4%増、九州が10.1%増など全方面でプラス成長。また、NHも北海道が19.4%増、中国・四国が18.1%増、沖縄が9.7%増などいずれも前年から増加した。

 予約率については、JLは関西が15.5ポイント増の69.3%、北海道が10.9ポイント増の72.9%、東北・北陸が9.3ポイント増の65.7%など伸長。NHは東北・北陸が12.5ポイント増の60.3%、北海道が9.5ポイント増の61.4%、中国・四国が9.1ポイント増の53.1%となった。予約率の1位は両社ともに北海道だった。