itt TOKYO2024

阪急交通社グ、2月海外は14.4%減-米州など好調、インドが倍増

  • 2015年4月16日

 阪急交通社グループ3社(※)の2015年2月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は14.4%減の164億5652万円となった。会社別では、主力の阪急交通社は18.4%減の134億5881万円。長距離では北米や中南米、オセアニアが好調だったほか、短距離では中国、タイ、インド、インドネシアが前年を上回り、特にインドツアー商品の強化などが奏功し、前年から倍増した。

 阪神トラベル・インターナショナルは海外からの研究者の招聘などが増加したものの、企業の出張の取り扱いが減少し、3.9%減の3億5327万円となった。一方、阪急阪神ビジネストラベルは旧正月の影響で中華圏が減少したが、アメリカやヨーロッパ、インドが大幅に増加し、6.7%増の31億6967万円と伸長した。

 なお、3社合計の取扱額は国内旅行が1.7%減の93億4743万円、外国人旅行が11.1%減の7716万円となり、総計は10.2%減の258億8111万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル