travelvision complimentary

成田、2月国際線旅客数は1.5%減-中国、台湾、豪州、香港で前年超え

  • 2015年3月30日

 成田国際空港(NAA)によると、2015年2月の国際線旅客数(速報値)は前年比1.5%減の231万7500人だった。日本人旅客数は17.8%減の99万8233人、通過客は6.6%減の39万1768人と減少。外国人旅客数は29.2%増の92万7499人で、25ヶ月連続で前年を上回り、2月単月で過去最高を記録した。円安基調の継続や消費税免税制度の拡充、春節期間の中華圏からの訪日旅客の増加などが要因との考えで、中国線のインバウンドは29%増と約3割増加したという。国際線旅客便の発着回数は2.5%減の1万1549人だった。

 方面別では中国が21.5%増、台湾が19.3%増、オセアニアが17.8%増、香港が15.3%増と増加。その他の方面は前年を下回っており、欧州線は35.3%減と11ヶ月連続で2桁減となった。

 なお、国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。