クラツー、6月から家事代行業に参入、介護事業に続き

  • 2015年2月25日

 クラブツーリズムは6月1日から、「生活サポートサービス」として高齢者向けの家事代行事業を開始する。同社は旅行業で習得したホスピタリティを生かして、グループ会社の「クラブツーリズム・ライフケアサービス」でデイサービスなどの介護業に進出しているところ。旅行に出る機会が少ない75歳以上の高齢者をメインターゲットとして想定し、日常生活において実施が困難な家事などをサポートする。クラブツーリズムによれば今回の新事業は、昨年4月から計画を開始していたという。

 具体的にはキッチンやトイレなどの掃除や、病院や買い物への同行に加え、話し相手などのサービスもおこなう。また、家具の移動や電池の交換などのような些細な困り事にも対応する。

 開始当初は練馬区や杉並区、中野区など東京23区西部地域が対象で、対象地域は順次拡大する。時間帯は平日の9時30分から11時30分までと13時から15時までの各2時間で、1回8400円から。料金には往復交通費や消費税などを含む。