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JALグ、3Q営利は0.5%増-通期を上方修正、燃油下落で

  • 2015年2月1日

 JALグループの2015年3月期第3四半期連結業績(2014年4月1日~12月31日)で、売上高は前年比3.3%増の1兆223億円となった。営業費用は供給量の増加や円安、サービス強化のための費用増などで3.7%増の8841億円と増加。営業利益は0.5%増の1382億円、営業利益率は0.4ポイント減の13.5%となった。経常利益は4.8%増の1374億円、四半期純利益は3.1%減の1196億円だった。

 国際線の旅客収入は4.4%増の3459億円。旅客数は0.4%増の580万8000人だった。日本航空(JL)によると、海外発需要が円安や訪日ビザの要件緩和で好調に推移しており、前年よりも1割増加したという。

 座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は3.2%増だったが、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は2.1%増にとどまり、座席利用率は0.8ポイント減の75.4%となった。国際線新仕様機材「SKY SUITE」の導入路線の拡大や、円安による海外旅客の単価増により、旅客単価は4.0%増の5万9568円と増加。イールドは2.3%増の12.8円、ユニットレベニューは1.2%増の9.6円となった。

 国内線の旅客収入は0.5%減の3730億円。旅客数は0.9%増の2405万6000人だった。ASKは3.4%減と供給を絞ったところ、RPKは0.8%増となり、座席利用率は2.8ポイント増の66.4%。単価は1.4%減の1万5507円、イールドは1.3%減の20.4円と減少したが、第3四半期(10月~12月)単体では単価は0.7%増の1万5406円、イールドは1.2%増の20.5円と増加した。JLによると需要喚起型の「特便割引21」の利用者増や、「JAL SKY NEXT」導入機材の拡大などの各種施策が奏功したという。第3四半期累計のユニットレベニューは3.0%増の20.4円だった。


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