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国内新興各社が15年夏ダイヤ、ジェットスターJは中部/那覇線開設

  • 2015年1月22日

 国内の新興航空会社各社はこのほど、3月29日からの2015年夏ダイヤを発表した。スカイマーク(BC)は中部/新千歳、那覇線と神戸/仙台線、福岡/新千歳線、那覇/宮古、石垣線を各1便ずつ増便。一方で神戸/米子線は1便減便する。また、1日3便で運航していた仙台/新千歳線と、通し販売を実施していた茨城/米子線(神戸経由)については運休する。機材変更については、羽田/新千歳、福岡、那覇線の多くで、現在使用しているボーイングB737-800型機をエアバスA330-300型機に変更。座席数は177席から271席に増加する。

 エア・ドゥ(HD)は新千歳/仙台線を1日5便から7便に増便。一方、1日1便または2便運航していた新千歳/福島、新潟、富山、小松線は廃止する。運航機材についてはB737-700型機を新たに1機導入し、B737-500型機と入れ替え。また、夏期に実施している羽田/女満別線の機材大型化については実施期間を拡大する。運航機材はB767型機を使用する予定。

 スターフライヤー(7G)は福岡/羽田線を1日7便から8便に増便。北九州/羽田線は1日12便から11便に減便するが、早朝および深夜便については維持した。

 ソラシドエア(6J)は、中部/那覇線を1日1便、那覇/石垣線を1日2便でそれぞれ開設し、全日空(NH)とのコードシェアを実施。これに伴い、NHは那覇/中部、石垣線を減便する。

 フジドリームエアラインズ(JH)は新たに名古屋小牧/出雲、北九州線を開設。出雲線は1日1便、北九州線は1日2便で運航し、ともに日本航空(JL)とのコードシェアを実施する。そのほか、名古屋/青森線を1日2便から3便に増便する。

 国内LCCでは、ジェットスター・ジャパン(GK)が中部/那覇線に1日1便で就航。LCCが同路線に就航するのはこれが初めてで、GKの中部発着路線は計5路線となる。あわせて利用者の利便性向上に向け、発着時間の見直しなどもおこなった。