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宮崎県、楽天カフェとコラボでプロモーション、認知度向上はかる

  • 2015年1月18日

宮崎県オールみやざき営業課課長補佐(総括)の日高大介氏  宮崎県は2月1日から28日まで、楽天による東京渋谷の店舗「楽天カフェ」とコラボレーションしたプロモーションを実施する。同県が2008年度から、知名度向上と県産品の販路拡大をめざし、民間企業などとコラボレーションしておこなっているプロモーション活動「みやざきweeeek!!2015」として実施するもの。

 1月16日の説明会で、宮崎県オールみやざき営業課課長補佐(総括)の日高大介氏は「まずは知ってもらうことが重要」とプロモーションの意図を説明。1ヶ月間集中して宮崎の情報を露出することで、認知度向上をはかるとした。

楽天市場事業ピーアール推進部部長兼地域活性グループマネージャーの塩沢友孝氏  楽天市場事業ピーアール推進部部長兼地域活性グループマネージャーの塩沢友孝氏によると、宮崎県とは2009年から楽天市場のプロジェクトなどで連携を開始。2010年には連携協定を締結し、楽天市場や楽天トラベルなどで協力を進めるほか、人材育成事業なども展開してきた。2015年度は新たな取り組みとして、実店舗でプロモーションを実施。楽天カフェとして地方自治体とコラボレーションした企画は今回が初めてだという。

 楽天カフェでは、宮崎焼酎とおつまみをセットにした「だれやみ」セットや、宮崎でスムージー用に野菜や果物を提起販売する「ベジオベジコ」のスムージー2種類、九州の素材で作ったパンケーキ「九州パンケーキ」などを提供する。

 また、カフェのガラス面を使い広告を掲示するとともに、カフェ内の液晶ディスプレイや、席に設置したアンドロイド端末のKoboを活用して宮崎県のピーアールを実施する。このほか、楽天トラベルや楽天市場で特設ページを作成し、ページヘの誘導をはかっていく。

 さらに、楽天グループのスポットライト社が提供する、店舗に来店しスマートフォンでチェックインすると楽天ポイントが貯まる「楽天チェック」を活用したプロモーションも実施。期間中、楽天カフェや新宿の「新宿みやざき館KONNE」で、専用アプリでチェックインするとそれぞれ20ポイント贈呈するとともに、2ヶ所の来店でさらに10ポイントプレゼントする。また、アプリでアンケートを実施し、回答者には抽選でポイントを付与する。

 なお、みやざきweeeek!!2015では2月から3月にかけて大阪や福岡でも実施。大阪ではグランフロント大阪でレストランフロアを使ったフェアや神楽の披露といったイベントなどを実施。福岡では10店舗のレストランでオリジナルメニューを展開するほか、ソラリアプラザ内の飲食店で「宮崎バレンタインスイーツフェア」を実施する。