トリップアドバイザーはこのほど、全国の温泉宿を地域ごとに紹介するページ「温泉アドバイザー」を開設した。温泉アドバイザーでは、国内の1万軒以上の温泉宿を都道府県別、温泉地別、アクセスランキング別に検索することが可能。宿泊予定の日付と人数を指定することで、複数の予約サイトを一括検索し最安値を調べることができるようにした。

　あわせて、質問に答えることで自分に合う温泉がわかるプログラム「温泉マッチング」の提供も開始した。温泉ビューティ研究家でトラベルジャーナリストの石井宏子氏が監修したもので、利用者が4択の診断テストに答えると、それぞれに合った12タイプの温泉を表示するという。

　なお、今回の温泉アドバイザー開設に先駆け、トリップアドバイザーでは10月末から、日本の宿泊メインページでカテゴリー名「ホテル」を「ホテル／旅館」に変更した。トリップアドバイザーでは各国の宿泊施設を世界共通で「ホテル」「B&B／イン」「その他の宿泊施設」の3つに分類しており、旅館はこれまで「B&B／イン」で扱っていたが、国内旅行者が同じエリアの旅館とホテルを同一ランキングで比較することを望んでいることや、訪日外国人旅行者に日本の旅館文化をアピールすることなどを勘案した。