アクセス、新ホストシステムをアピール、サポート体制を強化

  • 2014年11月23日

アクセス国際ネットワーク代表取締役社長の西和彦氏 アクセス国際ネットワークはこのほど、「AXESS プロダクト&サポートセミナー」を開催した。同社ではトラベルポート社のシステムをベースとするホストシステムを採用し、今年4月に移行を完了したところ。セミナー冒頭で登壇した代表取締役社長の西和彦氏は、刷新を機にグローバルサポートシステムとして、今年8月から「Switchable Access」、9月から「AXESS BTM」の提供を開始したことを述べ、今後も「マーケットのニーズに対応しながら、新しい技術革新に積極的に挑戦し、さらにお客様が利用しやすいシステムを開発したい」と意欲を示した。

 同社プロダクト企画部長の栗原雅美氏によると、これまで長い期間同じホストシステムを使用していたことで、維持管理がしづらく、技術的にも問題が出てきたという。そのため、「皆様の業務に対してシステムを提供していかなければいけないのに、対応できていない部分があった」ことから、新システムの提供を開始した。

 新システムの特徴として同氏は、海外を基盤とするトラベルポートのホストシステムを採用したことで、グローバルスタンダードのホストシステムとなり、各国のGDS、旅行会社、航空会社の要望に応える機能や柔軟性を備えている点をアピールした。一方、「(同社は)日本に根づいたGDSである」と話し、これまでの日本市場のニーズに合わせたプロダクトも継続して提供していくと説明した。

 このほかセミナーでは、営業推進部長の山内光氏がサポート体制を強化していると説明。旅行会社の希望に応じた講習トレーニングやアフターケアをおこなう「ロービング活動」、利用者のニーズに対応した専門的な営業活動をする「専門スタッフの帯同セールス」に加え、刷新に際しAXESS BTMやSwitchable Accessの問い合わせや導入についてサポートする「海外展開サポートチーム」を立ち上げたことを紹介し、参加者に活用を呼びかけた。

▽訂正案内(2014年11月25日 11時35分 編集部)
「Switchable Access」のスペルを誤って表記しておりました。お詫びするとともに訂正いたします。