センターラ・グランド・クラビ、飲料水精製システム導入

  • 2014年11月13日

ボトル詰めの様子 センターラ・グランド・ビーチリゾート&ヴィラ・クラビはこのほど、海水の淡水化などにより飲料水を精製するシステムを導入した。環境保護を目的としたもので、敷地内で精製した飲料水を客室やリゾート内の施設で利用する。

 精製システムは海水などの不純物や微粒子、塩分を除去して純水を精製することができ、医療現場などでも使用されているという。同リゾートで精製した水は再利用可能なガラスボトルに瓶詰めして客室に設置する。

 ガラスボトルを利用することでペットボトルのゴミを削減でき、また施設内で飲料水を作ることにより、従来のボートによる輸送と比較して二酸化炭素の排出量も少なくすることができるという。

 なお、センターラ・グループでは現在、センターラ・グランド・アイランド・リゾート&スパ・モルディブにも同様のシステムを配備しており、今後他のグループ施設でも段階的な導入を検討する。