藤田観光、箱根小涌園で再開発、17年に新宿泊施設オープンへ

  • 2014年11月10日

外観イメージ 藤田観光は2017年、箱根小涌園に新宿泊施設を開業する計画だ。同社は1948年から箱根小涌園エリアで事業を展開してきているが、今回は1963年から運営している「箱根小涌園ユネッサンイン」と「渓谷エリア(湯~とぴあ)」を取り壊し、跡地に高価格帯の新施設を設ける計画だ。

 箱根小涌園ユネッサンインと渓谷エリアは10月15日にすでに営業を終了。11月中に解体工事に着手し、2017年春のリニューアルオープンをめざす。新施設は、訪日旅行者を含めて多様化するニーズに対応可能な箱根小涌園エリアの基幹施設と位置付け、客室は和洋室150室で各部屋を露天風呂付きとする。また、滝を見上げながら入浴できる露天風呂付き大浴場、足湯、レストラン、売店なども用意する。

 なお、藤田観光ではリゾート地での高価格帯施設の運営事業を強化しているところで、今月1日にも「由布院 緑涌」を開業したばかりだ。