ミシシッピ・リバー・カントリーUSA、各州の食の魅力をアピール

  • 2014年11月4日

ミシシッピ・リバー・カントリーUSA日本事務所日本代表のマージョリー・L・デューイ氏 ミシシッピ・リバー・カントリーUSA(MRC)は先ごろ、セミナー・ワークショップとメディア向けレセプションを開催した。MRCはミシシッピ川流域のミネソタ、ウィスコンシン、イリノイ、アイオワ、ミズーリ、ケンタッキー、テネシー、アーカンソー、ミシシッピ、ルイジアナの10州で構成する観光プロモーション団体。この日のセミナーでは、来日した各州の観光局担当者が新たな観光素材として、同地域の「食」の魅力をアピールした。

 MRC日本事務所日本代表のマージョリー・L・デューイ氏によると、ブランドUSAが食をテーマに7月からプロモーションを開始したことに伴い、MRCでも食を新たな観光のテーマとして設定。2015年の6月まで食をテーマにしたプロモーションを実施していくという。同氏は「ミシシッピ川地域にも多くの食の魅力がある」と述べ、今後ブランドUSAがおこなう消費者向けの広告プロモーションに、MRCからの情報も掲載して連携を進める方針を示した。

 旅行会社向けのプロモーションとしては、地球の歩き方と共同でパンフレット「ハート・オブ・アメリカ」を作成し、食などのテーマ別にミシシッピの魅力を紹介する。ツアー造成に向けては、MRCのウェブサイトでグルメツアーのサンプル旅程を提案し、サンプルにないプランを企画する場合についても、「様々な提案や情報提供をおこなっていく」という。メディア向けには、今年6月と10月に実施した食をテーマとしたFAMツアーの第3弾を、来春を目途に実施する予定だ。