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グアム、日本人来島者2500万人達成、観光大使に照英さん任命

  • 2014年9月30日

米国グアム準州副知事のレイモンド・S・テノリオ氏 グアム政府観光局(GVB)は9月26日、「グアム 日本人来島者 2500万人達成 感謝の夕べ」を開催した。グアムへの日本人来島者数は1967年の直行便就航から数えて、2013年12月に2500万人を達成。レセプション冒頭で登壇した米国グアム準州副知事のレイモンド・S・テノリオ氏は「皆様の協力なしでは、グアムの経済自体の発展もなかった」と謝意を示した。

 来賓として挨拶をした日本旅行業協会(JATA)副会長の吉川勝久氏は「来島者数2500万人は、(日本とグアム)双方にとって誠におめでたく、ありがたい限り」と述べ、「グアムは日本人の主要なディスティネーションであり続け、最近ではコンベンション、インセンティブ、スポーツイベントとしてのディスティネーションでもある」と強調した。

 さらに、在日米国大使館商務部上席商務官の百合・アン・アーサー氏は「2013年は米国に370万人の日本人観光客が訪問しており、これは日本のアウトバウンドの21%、米国への観光客数としては英国に続き2位である」と日本市場の重要さを説明。また、「米国への観光客数のうち、25%の約100万人がグアムへの観光客」であると指摘した。

観光大使に任命された照英さん(右から2人目)
 GVBは今後の誘客に向け、このほどタレントの照英さんを観光大使に任命し、レセプションで大使任命証授与式を開催した。照英さんは、2005年にグアムのセント・マリア・アレーナ・チャペル(クチュールナオコウェディング)で挙式を実施してから来島を重ね、最近では毎年家族で旅行しているという。

 同氏は「グアムへは8月にも家族で訪れて、思い出が1つまた1つと刻み込まれていく」と話し、「グアムは家族の絆を深める場所。そして家族の絆を確かめる場所として今後も訪問したいと思う」とコメント。さらに「何度も訪問しているが、建設中の新しいホテルなどまだまだ知らないグアムがたくさんある。今までのグアムからさらに新しいグアムへ発展していることが手に取るようにわかる」と語った。

 なお、グアムへの日本人来島者数は2014年9月末で2600万人に到達する見込み。GVB日本代表の光森裕二氏は「2500万人の次は3000万人をめざしたい」と語り、「毎年90万人から100万人の取り込みを目標にする」と意欲を示した。