スープラナショナルホテルズはこのほど、日本地区のGSAにウィンコーポレーションを指名した。スープラナショナルホテルズは1974年創立のホテル・リプレゼンテーション・カンパニーで、会員ホテルに対し、予約技術やセールス＆マーケティングのノウハウなどを提供している。会員ホテルは70ヶ国に800軒以上。40以上のホテルグループと200以上の独立系ホテルが加盟している。

　ウィンコーポレーションによると、スープラナショナルホテルズの本部はロンドンにあり、リカホテルズやマリティムホテルズなどが加盟。方面では欧州が強いという。自社の予約システムを所有しており、各GDSやOTAとも契約している。さらに、ホテルが企業に対し提案をする際のサポートなども実施する。

　現在日本の加盟ホテルはないといい、ウィンコーポレーションでは、欧州からのビジネス客など、訪日外客の取り込みに力を入れたい国内ホテルや、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて海外市場の拡大をはかる国内ホテルに対し、アプローチしていく考えだ。