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阪急交通社、四国新商品、観光列車「伊予灘ものがたり」貸切

  • 2014年8月31日

 阪急交通社は8月29日、「レトロモダン、ゆったり」をテーマにとして紅葉シーズンの四国をめぐる新商品の販売を開始した。ツアーの目玉として、今年7月に運行が開始された観光列車「伊予灘ものがたり」を貸し切ったほか、3日間で四国4県を満喫できるように工夫した。

 伊予灘ものがたりは、区間ごとに「大洲編」「八幡浜編」「双海編」「道後編」と命名して運行しているが、ツアーでは八幡浜駅から松山駅までの「道後編」の区間を貸し切り。晴れていれば伊予灘に沈む夕日を眺めることが可能という。また、定期列車の道後編では食事が付いていないが、特別に双海編で提供される、愛媛県喜多郡内子町の食材を使用した料理を用意した。

 また、昼食もカツオのたたきや藁焼き体験、うなぎ、鮎などを楽しめるように企画。観光も、四万十川や足摺岬、成川渓谷などを訪れる。列車間の移動は、36名乗りでフットレストやレッグレスト、フルリクライニングシートを備えたバスを利用する。

 このほか、各出発日とも定員を34名に限定。発着地は新大阪駅と新神戸駅で、朝2回、昼3回、夜2階の食事付きで旅行代金は5万9800円からとした。設定日は11月6、9、13、16、20、27日の6日間。