ピーチ、那覇を第2拠点化、福岡線就航-初便はほぼ満席

  • 2014年7月22日

那覇空港での就航式典。沖縄のゆるキャラ「花笠マハエちゃん」の姿も。男性は左から沖縄県文化観光スポーツ部部長の湧川盛順氏、MM代表取締役CEOの井上慎一氏、沖縄コンベンションビューロー専務理事の平敷昭人氏  ピーチ・アビエーション(MM)は7月19日、那覇空港を第2拠点化し、那覇/福岡線の運航を開始した。今後は那覇空港を関空につぐ第2拠点として、機材1機を駐機し、事業を展開していく。

 MM代表取締役CEOの井上慎一氏は「那覇空港からアジア各地への路線展開を積極的に進め、旺盛な訪日需要を取り込んでいく」とコメントを発表。MMによると、昨年就航した那覇/台北線では、台北から沖縄を観光後、関空経由で北海道にいく訪日客なども現れてきているという。

 また、福岡線については、訪日客が台北/那覇/福岡といった組み合わせで利用することも期待できるとした。さらに、国内においては沖縄/九州間を安価な運賃で運航することで、今まで飛行機を利用していなかった層に訴求し、新規需要を取り込みたい考えだ。

 MMによると、福岡線のロードファクターの目標は75%から80%。初便の搭乗者数は那覇発、福岡発共に174名でほぼ満席。予約時点では満席だったという。