トロント、「MICEの街」をアピール、専任担当が需要拡大に着手

  • 2014年7月2日(水)

トロント観光局MICEマーケティング・マネージャーの神田博夫氏 トロント観光局は7月1日、旅行会社のMICE担当者、企業のミーティング担当者、MPI会員などを招いてレセプションを開催し、今後のMICE需要の開拓に向けたプレゼンテーションをおこなった。同観光局で今春からMICEマーケティング・マネージャーを務める神田博夫氏は、トロントを「MICEの街」として日本市場に売り込むと説明。受け入れ施設の充実ぶりや治安の良さ、エア・カナダ(AC)の羽田/トロント線開設などによる利便性の高さなどをアピールした。

 同観光局は今年3月、日本における広報代理業務をアビアレップス・マーケティング・ガーデンに委託。あわせてMICE事業に関する専任契約も締結し、神田氏をMICE事業専任担当者として、日本におけるMICE需要の開拓に着手した。

 また、アビアレップスも社内に「MICEチーム」を設立し、同社の世界42ヶ国に及ぶネットワークや、日本における約20の海外政府観光局との取り引き経験を活かしたMICE促進事業の拡充を開始。同社日本支社長の嶋田智之氏は出席者に対し、「今後は当社を使い倒していただき、日本のMICE需要を拡大していければ」と訴えた。

 神田氏はプレゼンテーションにおいて、トロントは人口500万人を有するカナダの経済・文化の中心地で、市内には5万人を収容できる「メトロ・トロント・コンベンションセンター」など、巨大なコンベンション会場が複数あることを紹介。宿泊施設についても約230軒・約4万室のキャパシティがあると述べ、特に近年は、国際的な大型ホテル・チェーンの進出が相次いでいると伝えた。

 このほか、7月2日からACが羽田発直行便をデイリー運航することも追い風になると説明。羽田の発着時間がともに昼間の時間帯であることから、「地方から羽田に集まり、そのまま結団式などもおこないやすい」と利便性の高さを強調した。また、ナイアガラの滝や「赤毛のアン」の舞台となったプリンスエドワード島などのゲートウェイになることや、治安の良さ、人種などの多様性に富む国際都市であることも強調。MPI Japan Chapter名誉会長の浅井新介氏も、「日本人が行っても目立たない、リラックスできる街」と評価した。

 トロントでの直近のMICE実施例としては、今年6月に生命保険と金融サービスの関係者8300名以上が参加した「ミリオン・ダラー・ラウンド・テーブル」が開催されたほか、7月には推定1万人が参加する「第97回ライオンズクラブ国際大会」、インドから約4000名が参加する「アムウェイ・リーダーシップ・セミナー」などが予定されていることを報告。さらに2016年7月には、約2万名が参加する「マイクロソフト・ワールドワイド・パートナー・カンファレンス」も開催されることも伝えた。

 同観光局によれば、昨年における国外からトロントへの訪問者数は2100万人以上。うち日本からの訪問者は約6万8000人だという。本誌の取材に応えた神田氏は、「日本からのMICEのデスティネーションとしてはまだまだで、ようやく種を撒き始めた段階。形になるには2年から3年かかる」としながらも、「トロントはMICEの街、と声に出してアピールしていく」と宣言。将来的には「1千人規模のMICEをどんどん実施したい」と意欲的に語った。今秋には旅行会社のMICE担当者を対象に、MICEに特化したトロントへの研修旅行をおこなうという。

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