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成田、6月にハラール認証レストラン開店、7月には礼拝室増設も

  • 2014年6月3日

マレーシア・ハラール・コンサルテーション・トレーニング・エージョンシーの認証マーク 成田空港は、今後も増加が見込まれるムスリム観光客に対応すべく、6月26日からハラール認証レストランをオープンする。同空港はこれまでにも、有料待合室においてハラールフードの提供をおこなってきたが、さらなる受け入れ環境の拡充をはかる考え。

 ハラールフードを提供するのは、第1旅客ターミナル中央ビル5階の「杵屋麦丸」と、第2旅客ターミナル本館4階「あげたての味 天亭」。ともに既存飲食店を改装し、同空港では初めてハラール専用キッチンで調理された料理を提供する。店内では酒類の販売をおこなうが、キッチンとは分けて管理することで、全メニューがハラール扱いになるという。認証は、マレーシア・ハラール・コンサルテーション・トレーニング・エージョンシーがおこなう。

 また、7月1日からは、既に開設している出国審査前エリアの礼拝室に加え、出国審査後エリアにも礼拝室を開設する。場所は第1旅客ターミナルが中央ビル2階28番バスゲートラウンジ内、第2旅客ターミナルが本館1階70番バスゲートラウンジ内。第2旅客ターミナルの礼拝所については、ビル連絡通路の整備などを予定していることから、暫定の施設になるという。