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ガルーダ、13年は増収減益、ドル高や機材投資で-14年は27機導入へ

  • 2014年2月26日

 ガルーダ・インドネシア(GA)の2013年の業績で、売上高は前年比7.1%増の37億2700万米ドルだった。営業利益は66.4%減の5640万米ドル、当期利益は89.9%減の1120万米ドル。GAによると、ドル高によるルピアの大幅な下落や、GAとシティリンクへの新規機材投資が大きく影響したという。

 旅客数は22.3%増の2497万名、運航便数は28.1%増の19万6403便。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は19.8%増の431億3000万キロ、イールドは6.1%減の9.06米セント、ロードファクターは1.8ポイント減の74.1%だった。

 2013年は36機を新たに導入。保有機体数は140機となった。また、ボーイングB777-300型機4機の導入にともない、ファーストクラスを新設した。路線は国際4路線、国内9路線を新規開設。このほか、エティハド航空(EY)とのコードシェア提携、メダン空港のハブ空港化、国内線強化策の一環としてサブブランド「エクスプロア」と「エクスプロアジェット」の立ち上げなどをおこなった。

 2014年は3月にスカイチームに正式に加盟する予定。また、6月には羽田/ジャカルタ線に新規就航するほか、国際線ではロンドン、マニラ、ムンバイ線を開設する予定。

 また、機材ではB777-300型機2機、エアバスA330型機4機、B738型機12機、ボンバルディアCRJ型機3機、シティリンク用にATR72-600型機6機を新たに導入する。このほか、年内のシティリンクの新規株式公開達成なども計画している。