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好調「リョーマの休日」 高知県がCP説明会

 高知県観光コンベンション協会はこのほど、大阪市内のホテルで2013年度「リョーマの休日観光キャンペーン」の説明会を開いた。集まった旅行会社にキャンペーンの概要やツアー造成支援事業などをアピールした。

 キャンペーンは、県内の400を超える観光施設の入場料や飲食代が割安で利用できる「龍馬パスポート」を発行している。昨年から設定し、年間3万人以上の利用があった。次年度以降も継続を予定している。

 また説明会では、高知県が舞台の映画「県庁おもてなし課」のロケセットが公開されている高知県庁には2カ月で2万人近くが訪れていることや、県西南部で7月から始まった「楽しまんと!はた博」などが紹介された。はた博は12月31日まで、宝探しゲームや自然体験プログラムなどを行う。あしずり温泉郷では地元食材を使った「あしずり黒潮鍋」の宿泊プランを用意している。期間中に入り込み客数で前年比3割増、宿泊客数で1割増を見込む。

 同協会では、旅行会社向けに様々な支援事業も設けている。個人旅行向けにパンフレット作成費を助成するほか、受注型企画旅行にはバス代などを補助する。現地視察についても支援する。

 同協会の岡林秀典誘致推進本部長は「県東部の室戸ジオパークには吉良川まちなみ館、高知市内には高知よさこい情報交流館が今年4月にオープンしました。多くの方に楽しんでもらえるように取り組んでいきます」。来年開創1200年を迎える四国霊場(八十八カ所めぐり)での特別開帳もPRしていた。


情報提供:トラベルニュース社