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小田急トラベル、新宿に海外旅行専門店、高いニーズにも対応

  • 2013年6月17日

 小田急トラベルは、新宿駅西口の地上コンコースに6月23日に海外旅行専門店「海外旅サロン」、6月24日に箱根旅行専門店「はこね旅市場」をオープンする。海外、箱根ともに1テーマに特化した店舗を開設するのは同社にとって初めて。

 海外旅サロンは、海外旅行に精通したスタッフを配置し、「旅の専門家に相談しながら決めたい」「値段以上に納得のいく手配にしたい」といったニーズに対応。従来型の店舗サービスを超える海外旅行に特化した店舗として位置づけ、特定デスティネーションに焦点を当てたキャンペーンや、ホールセラーとの連携イベントなども開催する。

 店舗では自社ブランドの「フレッシュツアー」のほか、ホールセラー各社の募集型企画旅行商品などを販売。また、外貨両替専門店「トラベレックス小田急新宿店」も併設する。

 一方、はこね旅市場では、人気の高いロマンスカーのセットプランなどのほか、部屋指定プランや記念日プランなども提案。91軒の協定施設との関係を生かし、同店舗限定の「当日特売プラン」なども用意していく。

 小田急グループCSR・広報部によると、これら2店舗は小田急線の利用者や小田急百貨店の来店者などの多様な客層に対して、特徴ある商品をアピールする場としての位置づけ。小田急トラベルでは、海外旅サロンとはこね旅市場の階下と南口にも店舗を運営しているが、ニーズに応じて専門店への誘導もおこなう。

 なお、今後の専門店展開についても、新設2店舗の営業成績を見つつ検討していくという。

店舗イメージ「海外旅サロン」(左)、「はこね旅市場」(右)