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2013年旅行にかける予算は増加傾向-米・CNN調査

  • 2013年5月8日

 CNNが全世界のユーザーを対象におこなった調査「コンシューマー・コネクト:トラベル&ツーリズム2013」によると、旅行者が2013年の旅行にかける予算は増加傾向にあるという。予算を「増やす」と回答した人は38%となり、「減らす」と回答した人(17%)の2倍以上。またこの調査で、CNNユーザーは1年間で平均3回レジャー旅行に行き、1回の旅行で平均3000米ドルを消費することもわかったという。

 旅行に対する意識や行動の分野では、旅行先を決める上で重要な点として「治安と安全性」と回答した人が67%と最も多かった。アジア地域に限ると、「費用」が65%、「治安と安全性」が64%と、全地域に比べて「費用」が若干優先する傾向があった。次いで「評判・世評」が多かった。

 このほか今回の調査では、58%の人が旅行の予約をオンライン上でおこなっていることや、旅行先の情報を得る手段として旅行先に特化したウェブサイトが1位、旅行関連情報サイトが2位だったこと、51%の人が今後12ヶ月のうちにアジア地域の国を訪れたいと回答し、オーストラリア、タイ、香港が人気であることなどもわかった。

 なお、調査は2012年10月から12月にかけてCNNブランドの英語ウェブサイトで実施したもの。回答者は世界70ヶ国の3106名で、男性が69%を占め、平均年齢は40歳であったという。