関空、11月の国際線旅客数は3%増、13ヶ月連続増加-発着回数は9%増

  • 2012年12月23日

 関西国際空港の2012年11月の運営概況(速報値)で、国際線旅客数は前年比3%増の88万3586人だった。国交問題の影響で中国方面の旅客は減少しているが、全体では13ヶ月連続で前年を上回った。このうち、日本人旅客数は4%減の55万8640人で2ヶ月連続の減少となったが、外国人旅客は21%増の30万5140人と9ヶ月連続でプラス成長し、11月としては開港以来過去最高となった。通過客は27%減の1万9806人だった。また、国内線旅客数は49%増の42万9677人で、14ヶ月連続の前年超えとなった。

 旅客便の発着回数は、国際線は9%増の5465回となり、11月として開港以来過去最高を記録。14ヶ月連続で前年を上回るとともに、11ヶ月連続で月の最高実績を更新した。国内線は新規就航などが奏功し、56%増の3606回と好調に推移した。

 なお、大阪国際空港(伊丹)は国内線旅客数が3%増の119万7846人となり、3ヶ月連続でプラス成長。発着回数は3%増の1万477回で、13ヶ月連続で前年を上回った。