通訳案内士の筆記試験、免除対象が拡大-観光庁、13年度から

  • 2012年12月9日

 観光庁は2013年度から、通訳案内士試験と地域限定通訳案内士の試験について、外国語筆記試験の免除対象を拡大する。対象は日本中国語検定協会が実施する中国語検定試験の1級合格者と、ハングル能力検定試験協会のハングル能力検定試験の1級合格者で、それぞれの言語の外国語筆記試験を免除する。

 通訳案内士などの試験制度では、旅行業務取扱管理者の合格者に対する日本地理の試験免除などが定められていたが、外国語ではこれまで日本英語検定協会の実用英語技能検定1級の合格者のみ免除対象となっていた。