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燃油サーチャージ値上げ:SU、XF、CX、KA、UA

  • 2012年11月7日

 アエロフロート・ロシア航空(SU)、ウラジオストク航空(XF)、キャセイパシフィック航空(CX)、香港ドラゴン航空(KA)、ユナイテッド航空(UA)は、2012年12月1日から2013年1月31日発券分の航空券について、燃油サーチャージの改定を発表した。

 SUは成田/モスクワ、サンクトペテルブルク線は片道1万9000円から2万2500円、成田/ヨーロッパ線は片道2万円から2万3500円に値上げ。子会社のXFが運航する成田/ハバロフスク、ウラジオストク、ユジノサハリンスク線は3400円から4400円に値上げした。

 CXとKAは、日本/香港線と台北線を現行の片道5500円から6500円に改定。香港以遠の路線は南西太平洋、北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南アジア亜大陸方面の長距離路線で現行の1万円から1万2000円に値上げする。東南アジア・中国本土方面や、韓国出発の旅程、バンクーバー/ニューヨーク間を含むそのほかの路線では、現行の2200円から2600円に変更する。

 なお、24時間以内の乗り継ぎであれば、バンコクまたはシンガポール経由の香港/南アジア亜大陸間でも、香港/南アジア亜大陸間の燃油サーチャージ額を適用。他社運航のコードシェア便は、フランス国有鉄道(SNCF)とのコードシェア便、およびダンマン/バーレーン間のCXのフライト番号がついた陸上交通以外は、同様のサーチャージを適用する。

 UAでは、例えば日本/米国本土、中南米間で、現行の片道2万1000円から2万6000円に値上げ。日本/ホノルル間は1万3500円から1万6500円に設定した。このほか詳細は下記の通り。


▽UA、燃油サーチャージ(2012年12月1日~発券分、片道)
(路線:変更後/変更前)
日本/米国本土:2万6000円/2万1000円
日本/中南米:2万6000円/2万1000円
日本/ホノルル:1万6500円/1万3500円
日本/シンガポール、バンコク:1万3000円/1万500円
日本/グアム、サイパン、ロタ、パラオ:8000円/6500円
日本/その他ミクロネシア、マニラ:1万2000円/9800円
日本/ケアンズ:1万4000円/1万3000円
日本/香港:6500円/5500円
日本/ソウル:2500円/2000円