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ベトナム・ホーチミン、ローカルのフォー屋さんの楽しみ方

  • 2012年4月15日

 ホーチミンには、素敵なレストランも多数ありますが、今回は地元料理の定番「フォー」をご紹介いたします。

 フォーと言えば米粉から出来た平たい麺に鶏肉や香草がなどが入った、さっぱりヘルシーなイメージをお持ちだと思います。しかし本場ベトナムでフォーと言えば、本来は牛スープで牛肉を食べるもので、さっぱりからこってりまでその種類は様々です。

 まずは、お店の壁にかかっているメニューを解析しましょう。

「Thuc Don」=「メニュー」
その下に書かれている「Quan Chu Du」は、お店の名前です。

「Nho」とは「小さい」という意味(このお店では25,000ドン)で、「Lon」とは「大きい」という意味(同 30,000ドン)です。

 どんぶりの大きさもお好みで選ぶことが出来るんです。

「Tai Nam」 --- 半生の牛横腹肉入りのフォー
「Gau Gan」 --- 牛スジ肉の煮込みが入ったフォー
「Ga Bo Vien」 --- Ga=鶏肉と、Bo Vien=牛肉のミートボール入りのフォー
「Tai Bap」 --- 半生の牛すね肉が入ったフォー
「Tai Lan」 --- 牛肉を半生に炒めた焼肉が上に乗ったフォー
などなどです。

 このようにメニューをちゃんと読んでオーダー出来れば一番良いのですが、お肉の部位別に名前があったりと、覚えるのは少々大変だと思います。

 そんな時は、鶏肉入りなら「Pho Ga」、牛肉入りなら「Pho Bo」とシンプルにオーダーすることも出来ます。

 牛肉入りのフォーの総称「Pho Bo」(フォーボー)については、レアを希望する場合には「Pho Bo Tai」(フォーボータイ)、火のしっかり通ったお肉を希望する場合は「Pho Bo Chin」(フォーボーチン)と呼び分けます。

 「Pho Bo Tai」(フォーボータイ)は、生牛肉に熱々のスープをかけて、ピンク色の半生状態でいただきます。半生肉はちょっと心配という方は「Pho Bo Chin」(フォーボーチン)やさっぱりお味の鶏肉のフォーがおすすめです。