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フィジー、集中豪雨による洪水の影響について

  • 2012年1月24日

 先週末からフィジー諸島に接近した熱帯低気圧とそれに伴う雨雲により、ビチレブ島北部および西部では、2012年1月22日(日)より断続的な集中豪雨に見舞われております。その影響によりナンディ、バ、ラキラキおよび周辺の村々の土地の低い箇所は冠水し、住民は避難中です。

 ホテルやリゾートには直接的な被害は出ておりませんが、ナンディでは、ナンディ川の氾濫による道路冠水のため、1月24日(火)現在、ナンディタウン、ナンディ・バックロード、ナレワ・ロード(ナンディ~デナラウ間の道)などが通行止めとなっており、主要ホテル、リゾートとナンディ国際空港との間のアクセスが困難となっております。

 ポート・デナラウからママヌザ諸島およびヤサワ諸島への日帰りクルーズはすべて催行中止となりました。同離島リゾート宿泊客の移動に関しては、サウスシー・クルーズ社が本日、ママヌザ諸島、ヤサワ諸島へ各1便のみの運航を行っております。(ヤサワ諸島便は、復路のみ乗客受け入れ)ただしポート・デナラウへの道路が閉鎖されているため、ナンディでは空港近くのワイロアロア・ビーチにも立ち寄り、渡し船による乗下船を行っております。

 また国内線定期便、ヘリコプター、シープレーン等の航空機に関しましても、雨による視界の悪化のため、現時点ではすべて運航を見合わせております。

 当地気象情報によりますと、今朝(1/24)09:00~17:00間のナンディ国際空港における降雨量は100mm以上で、1月22日(日)09:00以降の累積雨量は400mm以上に及ぶと報じられております。

 なおこの天候は、少なくとも水曜(1/25)ないし木曜(1/26)にかけても続くものと予想されております。

 現在、ご滞在中の方、また近日中にフィジーへのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。


情報提供:株式会社ユー・ティ・アイ・ジャパン日本海外ツアーオペレーター協会