マカオ観光局、教育支援プログラム実施-50名以上で1名約2000円補助

  • 2011年12月20日

 マカオ観光局は2011年11月末から、マカオへを訪問する学校団体の拡大をはかり「教育旅行・修学旅行支援プログラム」を開始した。対象となるのは生徒50名以上が参加しており、マカオに2連泊以上する団体だ。条件を満たした団体に対し、生徒1名最大で200パタカ(約2000円)を補助する。

 補助金は、グループ参加型の体験や学習、全員での夕食、市内の交通機関の利用、その他の教育関連活動、の4つの活動費用に支払われる。補助金の適用には、旅行開始日もしくはイベント実施日の15営業日前までに、マカオ政府観光局本局に申請する必要がある。主催者は旅行やイベント終了後30日以内に、写真や領収書などとともに事後報告書を提出し、補助金を受け取る。補助金の支払先を旅行会社とする場合は、学校発行の教育旅行であることを証明する英文書類が必要だ。

 このほか、無料の観光情報キットやウェルカムギフトの提供、ワイン博物館とグランプリ博物館が優先的に利用できるなど、特典も用意した。