itt TOKYO2024

新チケットで滑走距離、標高差が分かる 志賀高原スキー場/長野

 長野県・志賀高原スキー場で12月23日-2012年3月31日までの100日間、「ミニ・クロスオーバープレゼンツ 志賀高原チャレンジ」が開催される。志賀高原の指定されたリフト・ゴンドラ34カ所を制覇すると抽選でドイツへのペア旅行が当たる。

 志賀高原チャレンジは、長野県スキー発祥100周年を記念したイベントで、今年1月に新型ミニ・クロスオーバーを発売したビー・エム・ダブリューがメーンスポンサーを務める。

 ドイツペア旅行は、34リフトを制覇した回数が多い上位100人か抽選の対象になる。上位10人には賞状、上位1千人には全員に志賀高原オリジナルTシャツをプレゼントする。Tシャツはまだできていないそうで、もらって嬉しいデザインを願う。

 志賀高原では、今シーズン、リフトの改札ゲートシステムをリニューアルし、共通乗車券も昨年までのICチケットからキーカードに切り替えた。非接触型で感度もよく、キーカードを財布などに入れたままでもスムーズに改札ができるそうだ。

 それだけでなく、キーカードはスキーヤー、スノーボーダーに新しいサービスを提供する。ウェブサイト「Skiline」(スキーライン)に登録し、リフト券番号を入力すればその日の滑走標高差や滑走距離、乗車したリフト数などが自分のページに表示され、スマートフォンやパソコンで見ることができる。シーズン中の情報も蓄積できる。

 今シーズン、国内でスキーラインのサービスを受けられるのは志賀高原スキー場と、滋賀県の奥伊吹スキー場の2カ所だけ。

 事前にスキーラインのアカウントを取っておけば、サービス利用はよりスムーズになる。ただ、スマートフォンを持っていない人は、リフト券番号を控えておいて自宅に戻ってから登録する必要がある。

 志賀高原チャレンジへの参加登録はスキーライン上で行う。34のリフトを制覇すると、達成バッジ(ミニクロスオーバーバッジ)が参加者のページに表示され、達成ごとにバッチが増えていく。

 志賀高原スキー場では、一昨年のシーズンまでリフト制覇を競うイベントがスタンプラリーで行ってきた。毎シーズン、5千人ほどが達成しているそうで、今シーズンもイベント成功の目安としている。


情報提供:トラベルニュース社