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メルボルンが「世界一暮らしやすい都市」、初の単独首位

  • 2011年9月21日

 ビクトリア州政府観光局によると、イギリスのエコノミスト誌の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット」による「世界で最も暮らしやすい都市」ランキングで、メルボルンが1位となった。ランキングは、世界140都市を「政治・経済の安定性」「ヘルスケア」「文化・環境」「教育」「インフラ」の5分野について評価するもの。メルボルンは2002年にバンクーバーと同点で1位となったが、今回は初めて単独で1位となった。

 ビクトリア州政府観光局日本局長のアダム・パイク氏は、今回の結果に「長い間、常にトップ3に入っていたが、とうとうトップに立てた。大変喜ばしいこと」とコメント。また、「メルボルンは高い生活水準、多民族文化、芸術文化、ワインなどでも有名な食文化、豊富なショッピングエリアなどオーストラリア国内でも大変良く知られている」とし、全豪オープンテニスやF1グランプリ、競馬のメルボルンカップなどの国際イベントも開催されていると紹介。その上で、この機会に「世界一住みやすい都市メルボルン」を「1人でも多くの方に訪れていただければ幸いです」と期待を示した。

 なお、ランキングの2位はウィーン、3位はバンクーバー。4位以降はトロント、カルガリー、シドニー、ヘルシンキと続き、8位に同点でパースとアデレード、10位にニュージーランドのオークランドが入った。