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エア・アジア、第1四半期は2割増収、利益率も向上

  • 2011年5月30日

 エア・アジア(AK)は2011年第1四半期の決算で、前年比20%増となる10億5000万マレーシア・リンギット(RM、約282億320万円)の売上高を計上した。営業利益は46%増の2億4172万RM(約64億9266万円)となり、営業利益率は3ポイント増の23%となった。ロードファクターを80%に引き上げたほか、有効座席キロ(ASK)あたりの売上高も23%増と伸ばしたという。

 2011年の今後の見通しについて、AK最高経営責任者のトニー・フェルナンデス氏は、燃油価格が高騰する中でコストダウンと主要高利益路線でのロードファクターの向上に取り組み、シェアの拡大をめざすと説明。下期にはエア・アジア・フィリピンの事業を開始する計画だ。