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関空、3月の国際線旅客数は7%減−震災の影響で外国人は2ケタ減に

  • 2011年4月19日
 関西国際空港の2011年3月の運営概況(速報値)によると、国際線旅客数は前年比7%減の88万8542人となった。日本人旅客は3%減の64万5790人。外国人旅客は東日本大震災の発生直後は出国ラッシュが起こり増加したが、その後福島第一原子力発電所の事故の影響でインバウンドが減少したことが響き、23%減の21万5750人となった。通過旅客は、震災の影響で成田や羽田などからの振替便が増加したことにより、93%増の2万7002人と急増した。国内線旅客数は20%減の26万6873人だった。

 なお、旅客便の発着回数は、国際線が4%増の5305回、国内線が11%減の2074回となった。