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産学市国4社連携で「神戸観光シンポジウム」 3月8日に開催

 神戸夙川学院大学(神戸市中央区)で3月8日、「神戸観光シンポジウム」が開かれる。「地域が主役!KOBEツーリズム」と題して、地域連携による神戸の観光振興のあり方を考える。

 シンポジウムは神戸商工会議所、同大学、神戸市、国土交通省神戸運輸監理部が4者共同で開催。これまでさまざまな立場で試みられてきた地域の特色を生かした観光振興への取り組みや、観光への意識を地域で共有し、地域全体で神戸観光の魅力を発信していく機運を醸成しようと企画した。

 同大学観光文化学部の小野田金司教授による基調講演「神戸観光プラットフォーム−大学が目指す地域観光人材育成」のほか、産業、ドラマ、商店街、アート、行政の各立場・テーマから事例発表が行われる。パネルディスカッションでは神戸に本社を置く企業らが「魅力あるKOBEツーリズムに必要なものとは」をテーマに語り合う。

 同監理部総務企画部の塚本量敏企画課長は「神戸の各産業や市民に神戸観光の現状、取り組みを知ってもらい、地域一体で観光まちづくりにつなげようと4者の思いが一致して初めての開催につながった。ぜひ参加して新しい神戸観光を皆で話し合ってもらえれば」と参加を呼びかけている。


情報提供:トラベルニュース社