日本航空、燃油サーチャージ値上げで欧米線往復3.5万円−2ヶ月ごと改定へ

  • 2011年2月22日
 日本航空(JL)は、2011年4月1日から5月31日発券分までの燃油サーチャージを現行額から値上げする。2月18日に国土交通省に申請した。また、これまで3ヶ月ごとだった改定期間を2011年度から2ヶ月ごとに変更する。申請時点での直近2ヶ月のシンガポールケロシン市況価格平均に基づき見直すこととなる。

 今回の値上げは、2010年12月から2011年1月までのシンガポールケロシン市況価格2ヶ月平均が1バレルあたり106.60米ドルだったため。例えば、ハワイを除く北米、欧州、中東、オセアニア線の日本発1人1区間あたりの燃油サーチャージは、現行の1万500円から1万7500円に値上げする。方面別の詳細は下記の通り。


▽JL燃油サーチャージ額(2011年4月1日〜5月31日)
(方面:改定後/現行)
日本/欧州、北米(ハワイ除く)、中東、オセアニア:1万7500円/1万500円
日本/ハワイ、インド、インドネシア:1万1000円/6000円
日本/タイ、シンガポール、マレーシア:8500円/4500円
日本/ベトナム、グアム、フィリピン:5000円/3000円
日本/香港、台湾、中国:4500円/2500円
日本/韓国:1500円/500円