欧州線、現地20日は1.4万便が運航の見込み−日系2社も運航再開へ

  • 2010年4月21日
 ユーロコントロールによると、現地時間4月20日(日本時間20日07時〜21日06時)に運航される便は通常時の約半分の1万4000便となる見込みだ。19日は約9000便(推計値)で、17日と18日の約5000便から徐々に増加。ヒースロー空港などは日本時間20日23時現在依然として閉鎖されており、全体的に元の水準に戻るまでには時間を要すると思われるものの、回復傾向が鮮明になってきた。

 こうした動きの中、日本航空(JL)と全日空(NH)も欧州線の再開に向け準備を進めている。JLはパリ、アムステルダム、フランクフルト、ミラノの各路線の運航を予定。ヒースローは引き続き検討し、日本時間21日06時ごろをメドに決定する方針。NHはヒースロー、パリ、フランクフルトの各路線の運航を予定している。

 外国航空会社でもルフトハンザ・ドイツ航空(LH)グループ各社、エールフランス航空(AF)/KLMオランダ航空(KL)などが段階的に運航を再開する方針を発表している。ただし、火山灰の飛散状況によって運航可能な地域が変わる可能性がある。最新情報は下記リンクを参照のこと。



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