日通ペリカントラベルネット、加盟店網200店目標へ−質向上の取り組みも

  • 2010年3月3日
 日本通運は、オペレーターなど現地旅行会社をフランチャイズ化する「日通ペリカントラベルネット(日通PTN)」の加盟店数を、2010年に200店舗まで拡大することをめざす方針を固めた。日通PTNは、加盟会社が各自のウェブページを日通ペリカントラベルネットの支店として運営し、消費者に旅行素材を直接販売する仕組み。もともと日通現地法人のシンガポール日本通運旅行支店が中心となって事業を進めていたが、2009年の取扱高が前年比37%増の約700万米ドルとなるなど好調なことから、今年1月に日本通運の本社承認事業に設定していた。

 現在の店舗数は約70ヶ国に約80店舗あり、年内にこれをおよそ130ヶ国200店舗まで拡大したい考え。関係者の話を総合すると、アフリカや中近東、東欧、カリブ諸国など手薄な地域での加盟店増加をめざすほか、デスティネーションだけでなくクルーズやウェディングなどのテーマ別の支店の可能性も検討。また、これまでは原則として1ヶ国1店舗を基本としていたが、国土や市場の規模に応じて細分化も進める方針だ。また、2010年の取扱高目標については、各支店の目標を積み上げたところ前年を3倍以上上回る約24億円となったという。

 また、急速な拡大の中で、各支店間での商品・サービスレベルの均質化が重要になるが、すでに各支店が現地で結んでいる保険契約の内容などを精査し、場合によって改善を求めるようにするなど取り組みを開始。また、大手他社にはない“着地型”ならではの商品づくりを進めたい考えだ。


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