比較.com（比較コム）の平成21年6月期第2四半期（平成20年7月1日〜平成20年12月31日）の連結業績は、売上高が前年比16％増の3億2900万円であったが、営業損益は2700万円、経常損益は2200万円、純損益は3900万円の赤字で、増収減益となった。主力のインターネット広告事業は501万5000円、アプリケーション事業は1894万8000円の営業利益を確保したが、グローバルトラベルオンライン（GTO）を含むオンライントラベル事業は、海外ホテル予約を開始したものの、海外旅行需要の減少により利用者数が減少し、低調に推移。売上高は1378万5000円で、営業損益は4010万円の赤字となった。第1四半期の2417万7000円の赤字よりも営業損失が拡大した。

　なお、比較コムでは平成21年6月期から3ヶ年の「経営改善計画」を策定しており、計画通り実行されているという。このうち、オンライントラベル事業では、現在の事業の底上げを中心とした拡充を予定。3月に国内ホテル予約事業を手がけるプレコの事業を1億円で買収することも発表している。


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