ジンエアー、金浦/済州線では既存航空会社より22%割安−3年で黒字転換へ

  • 2008年6月23日
 大韓航空(KE)が設立した格安航空会社(LCC)のジンエアーは、7月17日から金浦/済州線に1日4往復で就航、10月から1日8往復、12月からは9往復に増便する。同路線の基本運賃は片道6万9000ウォン(約7230円)に設定、既存の大手航空会社の平日運賃より22%割安にした。平日と週末の区分ではなく、時間帯によって割引を適用するため、週末でも時間帯によっては平日より安く購入することが可能。全ての座席の予約と購入をウェブサイトで受け付け、コールセンターは設置しない。収益の見通しは、2008年に180億ウォン(約18億8690万円)、2009年に1200億ウォン(約125億7920万円)、2010年に1600億ウォン(約167億7225万円)とし、3年で黒字転換をめざす。

 国際線は、日本や中国、東南アジアなど、航空が自由化されている地域から就航する予定。使用機材は、年内に次世代のボーイングB737-800型機を3機保有する計画で、座席数はエコノミークラスが189席。2009年3月と4月には、292席のエアバスA300-600型機を1機ずつ導入、合計5機で運航する計画だ。


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